福島県浅川町にて、築約70年の旧米蔵を改装した多目的施設「つながるBASE(ベース)」が30日にグランドオープンしました。この施設は、イベントスペースや宿泊施設、カフェバーなどの多彩な機能を備え、JR水郡線磐城浅川駅前の活性化を目指しています。
施設の概要と特徴
運営を担う一般社団法人「つながる」の代表理事、上野友大さん(38)は、「この施設を拠点として、浅川町の魅力を広く発信していきたい」と意気込みを語ります。同町出身の上野さんは、大学進学を機に上京しましたが、帰省するたびに「にぎわいを失っていく故郷を何とか活性化したい」という思いを強くしました。2025年7月に町地域おこし協力隊員として着任後、地域住民と共に同法人を設立し、米蔵を多世代交流の拠点として改修することを決断しました。
空間デザインと宿泊施設
施設内は、米蔵の構造を生かした高い天井と、木の温もりが感じられる開放的な空間が特徴です。大谷石造りの石蔵は、単身用4室と家族用1室を備えた町唯一の宿泊施設として生まれ変わりました。また、地場産品の直売やオンライン販売にも取り組み、将来的には6次化商品の開発にも乗り出す構想です。
オープン記念式典と今後の展望
同日、現地で行われたオープン記念式典と内覧会では、テープカットの後、上野さんらが出席者に施設を紹介しました。上野さんは「町を盛り上げ、事業を成長させたい。移住や定住の促進に向けた取り組みも展開していく」と力強く語りました。
住所は浅川町浅川字本町西裏47の3。収容人数は着席で約40人で、今後は随時ワークショップやイベントを実施する予定です。問い合わせは同法人(電話090-8103-5778)まで。



