大宮駅北側が「コスパ」優秀 埼玉県「住みここちランキング」で上位集中
不動産賃貸大手の大東建託(東京)が実施した、住民の居住満足度を駅ごとに調査した2026年の埼玉県内版「住みここちランキング」で、大宮駅の北側エリアが高い評価を得ていることが明らかになった。ニューシャトルなど大宮からさいたま市北部に向かう路線の駅が上位に並び、繁華街に近いにもかかわらず、比較的家賃が安く暮らしやすいとみられる。
ランキング上位の傾向
1位はJR浦和駅で、6年連続で不動の人気を維持した。しかし、注目すべきは2位に昨年14位だったニューシャトルの加茂宮駅(北区)がランクインしたことだ。大宮から2駅目で乗車時間はわずか5分。駅から徒歩圏内には大型ショッピングセンター「ステラタウン」や北区役所があり、利便性が高い。
さらに、ニューシャトル沿線では3位に東宮原駅(北区)、9位に羽貫駅(伊奈町)がベスト10入りを果たした。また、大宮からいずれも1駅の東武アーバンパークライン北大宮駅(大宮区)が5位、JR東北線土呂駅(北区)が6位となった。
専門家の分析
調査を担当した大東建託賃貸未来研究所フェローで麗沢大学教授の宗健氏は、大宮駅北側の駅が上位に集中した理由について、「再開発の進展で大宮駅の存在感が大きくなる中で、繁華街の隣にありながら静かに暮らせる『コスパのいい街』として選ばれた」と分析している。
調査方法
調査は、住民に現在の居住地についての評価を「大変満足=100点」から「大変不満=0点」までの5段階で尋ねた。2月10日から3月22日にかけてインターネットで収集した20歳以上の県民1万628人分を含む、主に過去5年間の回答4万9359人分を集計した。(浅田晃弘)



