能登半島先端・珠洲市長選告示、現職と新人の一騎打ち 24日投開票
珠洲市長選告示、現職と新人の一騎打ち 24日投開票

石川県珠洲市長選が17日、告示され、6選を目指す現職の泉谷満寿裕氏(62)と前市議で新顔の浦秀一氏(63)がいずれも無所属で立候補を届け出た。能登半島地震による甚大な被害を受け人口が減少する中、復興対策や災害公営住宅の建設方針が主な争点となっている。投開票は24日に行われる。

現職・泉谷氏の訴え

泉谷氏は春日神社で必勝祈願と出陣式を開催。自民党の西田昭二衆院議員や奥能登の輪島市、穴水町の首長らが応援に駆けつけた。泉谷氏は「ここからの3、4年が極めて重要。まさに珠洲市の未来をかけた正念場」と訴えた。

泉谷氏は住宅新築や修繕に対する市独自の補助制度の創設など、災害対応を実績として強調。災害公営住宅については、市内24地区で住民による議論を重ねた上で整備を進めていると説明した。必要戸数や用地の面積に応じて、戸建てが難しい地域では長屋タイプや2~3階建ての共同住宅を2029年度までに入居可能にする方針を示し、「何より大事なのが迅速に整備を進めること」と述べている。

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新人・浦氏の訴え

浦氏は須受八幡宮で必勝祈願を行った後、事務所で出陣式を開き、中道改革連合の近藤和也衆院議員らが応援に駆けつけた。浦氏は「これまでのトップダウンの市政から、市民参加型の開かれた市政に」と訴えた。

特に強調したのが災害公営住宅の整備方針の見直しだ。市の方針について「多くの市民の声に見向きもしないで、団地建設に邁進している」と批判。「希望する人には戸建てを提供したい」と述べ、解体空き地の取得などを通じて各地域の中心となる道路沿いに建設を目指すと主張している。

また、農産物や魚介類に付加価値を付けて商品化するための加工場や、魚の養殖場の誘致なども公約に掲げている。

期日前投票は23日まで。16日現在の選挙人名簿登録者数は9510人となっている。

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