板橋区議会が高島平タワマン高さ上限110メートル条例案を可決
東京都板橋区議会は、高島平団地の賃貸タワーマンション(タワマン)建設予定地における建築物の高さ上限を110メートルと定めた条例案を本会議で可決しました。この決定により、区は2026年5月31日から条例を施行する予定です。
採決では33対9で賛成多数
採決前の討論では、民主クの小幡健太郎区議が「人口維持や住宅確保を図るための一定の高度利用は避けて通れない」と賛成意見を表明しました。一方、共産の岩井桐子区議は「住民合意がないまま計画の強行を許すわけにいかない」と反対の立場を示しました。
最終的な採決では、議長を除く区議42人のうち、自民党や公明党、民主クなどの33人が賛成に回りました。これに対し、共産党やいたばし未来会議などの9人が反対票を投じ、賛成多数で条例案が可決されました。
地区計画の規制担保を強化
板橋区は昨年6月、タワマン建設予定地である旧高島第七小学校などの区有地について、建築物の高さ上限を45メートルから110メートルに引き上げる地区計画を都市計画決定していました。今回可決された条例により、建築確認申請に地区計画の規制が正式に位置づけられ、規制の担保がより強固なものとなります。
この条例案は、高島平団地の再開発プロジェクトの一環として提出されたもので、地域の住宅需要に対応しながら、適切な都市計画を推進することを目的としています。区議会本会議では、起立による採決が行われ、明確な賛成多数で可決されました。
施行後の具体的な運用については、区の建築指導課が中心となって進められる予定です。関係者によれば、この条例制定により、計画的な都市開発と住民生活の調和がより一層図られることが期待されています。



