千葉市の神谷俊一市長は24日の定例記者会見で、老朽化が進むZOZOマリンスタジアム(美浜区)の新設移転計画について、世界的な建築資材の高騰などの影響で協議が難航していることを明らかにした。スタジアムをドーム型にするかどうかや、事業の概算額といった枠組みがまだ決まっていないという。
協議の現状
市は現在、同スタジアムを本拠地とするプロ野球・千葉ロッテマリーンズなどと協議を続けている。神谷市長は「建築資材費や工事費などが、国際情勢に影響されて月ごとに変動している。最新の数字を反映しながら、積み上げ作業を進めている」と説明した。
スケジュールの遅れ
本来であれば3月中にスタジアムの形状を決定する予定だった。しかし、資材価格の不安定さから判断が難しくなっている。神谷市長は「これ以上遅らせるわけにもいかない。慎重かつ迅速に進め、決まり次第公表したい。ただし、時期を明確に言える状況ではない」と述べた。
一部メディアが「ドーム化の方針が決定した」と報じたことについては、「事実ではない」と完全に否定した。
今後の見通し
市は引き続き、ロッテ球団や関係各所と協議を重ね、資材価格の動向を注視しながら、スタジアムの形状や事業費の枠組みを固める方針だ。早期の合意形成が求められるが、不透明な要素が多いのが実情である。



