静岡GW、高速道路の追突事故に注意!JAFが車間距離や休憩を呼びかけ
静岡GW、高速道路の追突事故に注意!JAF呼びかけ

ゴールデンウイーク(GW)に遠出をする人が増える中、運転や道路に不慣れなドライバーが高速道路を利用するケースが目立ち、通常以上に事故への注意が必要です。静岡県内では東名高速道路や新東名高速道路が東西に横断しており、渋滞も予想されています。事故の当事者にならないために、どのような対策を心掛ければ良いのでしょうか。日本自動車連盟(JAF)静岡支部に話を聞きました。

高速道路の事故、6割が追突

静岡県警の統計によると、高速道路での事故の約6割を追突が占めています。今年3月には三重県亀山市の新名神高速道路で、渋滞中の車列にトラックが追突し、袋井市の一家5人を含む6人が死亡する痛ましい事故が発生しました。この事故は記憶に新しいところです。

中日本高速道路の予測では、渋滞のピークは下りが5月2日、上りが5月5日となる見通しです。

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追突を防ぐためのポイント

JAF静岡支部広報担当の菊地一啓さんは、追突事故を起こさないために、以下の点を挙げています。

  • 脇見運転をしない
  • 道路案内板で道路状況を確認する
  • 渋滞を確認したらすぐに減速する

どれだけ慎重に運転していても、後続車に追突される可能性は残ります。その確率を下げるためには、渋滞の最後尾になった際にハザードランプを点灯し、後続車が同様にランプをつけるまで点灯し続けることが重要です。菊地さんは「渋滞を確認したらサービスエリア(SA)で休憩し、最後尾になるのを避けるのも有効です」と話します。

ながら運転を防ぐ

三重県での事故では、追突したトラックの運転手が「スマートフォンを見ていた」と供述したことが明らかになっています。菊地さんは「ながら運転」を防ぐため、運転中はスマホを着信や通知を制限する「ドライブモード」に切り替えることを推奨します。「スマホをかばんに入れて後部座席に置くなど、物理的に触れないようにするのが一番良いです」と強調しています。

合流時の注意

インターチェンジ(IC)などから本線に合流する際も注意が必要です。「高速で走る車の前に低速の車が入れば、急に車間距離が詰まり、追突事故につながります」と菊地さんは指摘します。安全な合流のコツは、早めにウインカーを出し、十分に加速して本線の車との速度差を小さくすることです。ウインカーを出す目安は「本線と加速車線を分けるポールに差しかかった辺り」とのことです。

車間距離の確保

十分な車間距離も心掛けたいところです。時速100キロで走行中なら、100メートル以上が望ましいとされています。時速100キロで適切な車間を測るには、前の車が電光掲示板などの目標を通過してから、自分の車が同じ目標に差しかかるまでに4秒ほど空いているかを確認します。車間距離を示した表示板も活用できます。

トンネルや休憩の注意点

静岡県内にはトンネルが続く区間があり、目の疲労が追突事故につながる可能性があります。GW特有の心配事として、菊地さんは「SAなどが混雑し、休みたい時に休めない場合がある」と指摘し、早めの休憩を促しています。

県警も取り締まり強化

静岡県警はGW中、高速道路や行楽地周辺で取り締まりを強化します。特に高速道路では、速度違反や不十分な車間距離に目を光らせるほか、渋滞の最後尾付近を重点的にパトロールし、追突事故への注意を促します。

県警によると、昨年のGW期間(4月26日~5月6日)には、高速道路で18件の事故が発生し、1人が単独事故で死亡しました。

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4月28日には静岡市駿河区の東名高速静岡IC近くの駐車場で出発式が行われ、県警の白バイ12台とパトカー6台が警戒に出ました。中村武志交通部長は「連休中の事故を一件でも減らせるよう、白バイやパトカーの姿を見せる活動を強化します」と話しました。