岐阜県美濃市神洞にあるプラスチックリサイクル工場で30日午後1時50分ごろ、火災が発生した。この火災により、工場の平屋建ての建物が全焼したほか、北側の山林にも延焼し、約5時間後の午後6時40分ごろに鎮火した。消防や警察の発表によると、この火事で工場で働く男性従業員(40代)が顔と右腕にやけどを負い、近隣に住む女性(70代)が避難の際に転倒して頭部を負傷した。いずれも軽傷とみられる。
火災の経緯と対応
出火当時、工場は稼働中で、何らかの原因で火が発生したとみられている。地元の関警察署が詳しい出火原因を調査している。近隣住民からは「工場から黒煙が上がり、山に燃え広がりそうだ」と119番通報があった。消防車両約10台が出動し、消火活動に当たった。現場は美濃市の中心部から北東に約5キロ離れた山間部に位置し、周囲には住宅や農地が点在する。
被害の詳細
火災により、工場の建物約200平方メートルが全焼し、山林約0.5ヘクタールが焼けた。工場内にはリサイクル用のプラスチック材料が大量に保管されており、燃焼により有毒ガスが発生した可能性もあるが、現時点で周辺住民の健康被害は報告されていない。警察と消防は、工場の従業員らから当時の状況を聴取し、火元の特定を進めている。
美濃市は今回の火災を受け、市民に対し、不要不急の外出を控えるよう呼びかけるとともに、今後の情報に注意するよう促している。また、市は被災した工場の従業員や近隣住民への支援を検討している。



