2日午後、東海道新幹線の車内で火災が発生し、乗客が緊急避難する騒ぎがあった。JR東海によると、名古屋駅に停車中の「のぞみ」車両から煙が確認され、乗客約500人が避難した。けが人はなく、火はすぐに消し止められた。
火災の経緯
火災は午後3時ごろ、東京発新大阪行きの下り「のぞみ」の11号車で発生。乗客が異臭と煙に気づき、車掌に通報。乗務員が消火器で初期消火にあたり、駅員と連携して乗客をホームへ避難させた。原因は現在調査中で、車内の電気系統や持ち込み品の可能性が検討されている。
影響と対応
この影響で、東海道新幹線は名古屋駅〜米原駅間で一時運転を見合わせ、上下線で最大30分の遅れが生じた。JR東海は安全確認後、午後4時ごろに運転を再開。乗客は振替輸送や後続列車で対応した。同社は「ご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます」とコメントしている。
新幹線の車内火災は近年まれで、2015年の「のぞみ」火災以降、徹底した防火対策が取られていた。今回の事態を受け、国土交通省がJR東海に報告を求める方針。



