2026年5月13日午後4時40分ごろ、佐賀市本庄町にある佐賀大学本庄キャンパスで、学生から「煙が充満している。滅菌する機械が燃えた」と119番通報があった。佐賀広域消防局によると、農学部1号館の建物内で何らかのものが燃えたという。詳細な出火原因は現在も調査中で、消防隊が消火活動を行い、午後5時3分に鎮火した。
けが人なし、昨年も同キャンパスで火災
佐賀南署の発表によると、現時点ではけが人は確認されていない。この火災を受け、大学側は安全確認を進めている。佐賀大学では2025年6月にも農学部の建物の1室が燃える火災が発生しており、その際もけが人はいなかった。大学は当時、「再発防止、安全管理の徹底に万全を期す所存」とコメントを発表していた。
学生の証言「視界が真っ白に」
農学研究科修士2年の男性(23)は出火当時、火元と同じ階の別の部屋にいた。ベルが鳴って部屋の外に出ると、視界が煙で真っ白になっていたという。「消火器を持ってこい」という声が聞こえ、消火器を集めて回った。昨年も学内で火災が起こっており、「またか」と思ったという。滅菌の機械が火元の可能性があることから、「あらためてしっかり気をつけて使っていかないと」と話していた。
現在、消防と警察が連携して出火原因を詳しく調べている。大学は学生や教職員の安全を最優先に対応するとしている。



