松戸市の小学校で防犯スプレー誤噴射事故 39人が医療機関に搬送
千葉県松戸市立上本郷小学校において、4月16日に発生した防犯スプレーの誤噴射事故により、同学年の児童39人が体調不良を訴え、市立総合医療センターへ緊急搬送される事態となりました。搬送された児童全員は軽症とみられ、現在は回復に向かっている模様です。
事故発生の経緯と詳細
市教育委員会の発表によりますと、事故は同日の休み時間帯に、校舎3階の廊下で発生しました。6年生の女子児童2人が、別の女子児童がポシェットに入れて学校に持参していた防犯スプレーを、何の物体か分からずに好奇心から操作し、計2回にわたって噴射してしまったとのことです。
この防犯スプレーは約5センチの小型サイズで、噴射は下向きに行われたとされています。噴射された物質を吸引した周囲の児童たちは、激しいせき込みやのどの痛みなどの症状を即座に訴え、現場は一時騒然となりました。
緊急対応と今後の措置
事態を把握した教員は直ちに119番通報を行い、救急隊が駆けつけました。症状を訴えた39人の児童は予防的措置として全員が市立総合医療センターに搬送され、医師の診察を受けました。幸いにも全員の症状は軽度であり、重篤な健康被害は確認されていません。
同校ではこの重大な事故を受けて、4月17日に臨時の保護者会を開催し、事故の詳細な経緯と学校側の対応について説明を行う予定です。保護者への情報提供と再発防止策の協議が主な目的となります。
市教育委員会は、児童が学校に防犯スプレーなどの危険物を持ち込まないよう、改めて指導を徹底するとともに、校内の安全対策の見直しを進めていく方針を示しています。今回の事故は、児童の好奇心と危険物の管理に関する課題を浮き彫りにしました。



