福岡・久留米中央病院運営の医療法人「いたの会」が破産申請、負債12億4500万円
久留米中央病院運営法人が破産、負債12億円超 (26.03.2026)

福岡・久留米中央病院運営の医療法人が破産申請、負債12億円超

東京商工リサーチ福岡支社は3月25日、福岡県久留米市の医療法人「いたの会」が福岡地裁久留米支部に破産を申請したと発表しました。申請日は3月9日付で、負債総額は12億4500万円に上ります。

肝臓がん専門病院として定評も業績は不安定

同法人が運営していた久留米中央病院は、肝臓がんの専門病院として地域で高い評価を得ていました。しかし、長年にわたり業績は安定せず、経営基盤が脆弱な状態が続いていたとされています。

新型コロナの影響で業績がさらに悪化

新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちをかけ、病院の経営状況は急速に悪化しました。患者数の減少や感染対策コストの増加などが重なり、業績が大幅に低迷。その結果、昨年9月には事業を停止せざるを得ない状況に追い込まれました。

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地域医療への影響が懸念される

今回の破産申請により、久留米中央病院の再開は極めて困難な見通しです。肝臓がん治療を専門とする病院が閉鎖されることで、地域の医療体制にどのような影響が出るのか、関係者の間で懸念が広がっています。

東京商工リサーチの発表では、医療法人「いたの会」の経営破綻は、コロナ禍が医療機関に与えた打撃の深刻さを改めて浮き彫りにした事例として注目されています。今後、同様の経営難に直面する医療機関が増える可能性も指摘されており、国や自治体による支援策の強化が求められる状況です。

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