子ザル「パンチ」が世界を魅了、米ホワイトハウス公式Xにも登場
千葉県の市川市動植物園で、ニホンザルの子ザル「パンチ」(雄、7か月)が、オランウータンのぬいぐるみを母親代わりに抱く姿が人気を集めています。この愛らしい光景は、海外主要メディアの取材が相次ぎ、米ホワイトハウスの公式Xにも登場するなど、世界的な注目を浴びています。同園の関係者は、小さな動物園の1匹の子ザルがこれほどの影響を与えていることに驚きを隠せません。
ホワイトハウス公式Xで特別ゲストに
トランプ大統領が一般教書演説を行った2月25日(日本時間)、ホワイトハウスの公式Xでは、一般教書演説に絡めたビンゴゲームの画面の一コマに、パンチが「オランママ」と呼ばれるオランウータンのぬいぐるみと戯れる画像が掲載されました。この投稿は「サルのパンチが特別ゲスト」と題され、多くのユーザーから反響を呼びました。
グーグルもユニークな趣向で注目
グーグルは、ホームページの検索窓に「パンチくん」と入力すると、ハート形のパンチのイラストが画面の上から下に落ちてくるユニークな仕掛けを追加し、利用者を楽しませています。このようなデジタルプラットフォームでの取り上げにより、パンチの知名度はさらに高まっています。
SNSや海外メディアで拡散
市川市動植物園が2月5日に公式Xで「サル山の中にぬいぐるみを持った子ザルがいます」と投稿して以降、SNSやマスコミで話題が広がりました。米CNNや英BBCなど複数の海外メディアも取材を行い、同園の提供映像とともにパンチを世界中に紹介しています。
ぬいぐるみの人気で品薄状態に
パンチが持ち歩いているオランウータンのぬいぐるみの人気も急上昇しています。販売元のイケア・ジャパン(船橋市)によると、在庫が少なくなったため、2月25日現在、在庫のある実店舗のみの販売に切り替えています。海外でも一時売り切れるなど、需要が高まっています。
週末には約6000人が来園
パンチを一目見ようと、週末の2月22日には、コロナ禍後最多となる約6000人が市川市動植物園を訪れました。長い待機列ができたため、同園は入園時間を1時間繰り上げて午後3時までとする入場制限を行いました。
順調な環境適応と世界的な反響
市動植物園課の安永崇課長は、サル山での環境適応に取り組むパンチの現状について「順調だ」と述べています。また、海外も含む反響の大きさに触れ、「小さな動物園の1匹の子ザルであるパンチが、これだけの影響を与えていることに驚いている」と話しました。パンチの愛らしい姿は、人々の心を温かくし、国際的な話題となっています。



