SNS投資詐欺で60代役員が被害 現金2600万円と金地金・プラチナ地金もだまし取られる
SNS投資詐欺で60代役員被害 現金2600万円と金地金も

SNS投資詐欺で60代会社役員が巨額被害 現金2600万円と金地金・プラチナ地金もだまし取られる

愛知県警察愛知署は2026年2月27日、日進市に住む60代の会社役員男性が、交流サイト(SNS)を利用した投資詐欺に遭い、現金2600万円と金地金・プラチナ地金計4900万円相当をだまし取られたと発表しました。この事件は、近年増加するオンライン詐欺の巧妙な手口を示す深刻な事例として注目を集めています。

フェイスブック広告から始まった罠

署の発表によりますと、被害に遭った男性は昨年2025年12月中旬、フェイスブック上に表示された投資広告に興味を持ちました。男性はその広告アカウントに登録し、その後LINEのグループチャットに誘導されました。グループ内では、高利回りを謳う投資話が持ちかけられ、男性は次第に信頼を深めていったとみられています。

具体的な被害の経緯は以下の通りです。

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  • 現金の振り込み:2026年1月29日から2月16日までの間に、男性は詐欺グループから指定された口座へ5回にわたり、合計2600万円を振り込みました。
  • 金地金の要求:さらに、株の購入資金として金の提供を勧められ、男性はこれに応じる形となりました。

自宅訪問で金地金・プラチナ地金をだまし取られる

事件はさらに悪質な段階へと進みます。2026年2月14日、男性の自宅を「投資運用会社の社員」を名乗る女性が訪問しました。この女性は、男性から金地金1キログラムとプラチナ地金2キログラムを受け取り、そのまま持ち去りました。地金の総額は約4900万円相当に上ると見積もられています。

愛知署が公開した女性の特徴は次の通りです。

  1. 年齢は20代程度
  2. 身長は約160センチの細身体型
  3. 肩あたりまでの長さの黒髪
  4. 服装は白いコートと白いスカートを着用
  5. リュックサックを持っていた

署は現在、この女性の行方を追うとともに、背後に組織的な詐欺グループが存在する可能性も視野に入れて捜査を進めています。また、同様の手口による被害が他にも報告されていないか、情報提供を呼びかけています。

増加するSNSを利用した金融詐欺

この事件は、SNSやメッセージングアプリを悪用した金融詐欺がますます巧妙化している実態を浮き彫りにしました。詐欺グループは、最初に信用を得るために時間をかけ、その後高額な取引へと誘導する段階的な手口を用いていることが特徴です。

愛知署の担当者は「インターネット上で見知らぬ人物から投資話を持ちかけられた場合、安易に応じないよう注意が必要です。特に高利回りを謳う話には警戒し、必ず公的機関や専門家に相談してください」と強く呼びかけています。

今回の被害は現金と貴金属を合わせて総額7500万円に達する巨額なもので、個人が単独で被った被害としては極めて深刻なケースと言えます。警察は、SNSを介した投資詐欺に対する啓発活動を強化し、再発防止に努めるとしています。

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