愛知県一宮市でSNS投資詐欺、50代男性が1億4800万円の被害に
愛知県警一宮署は2026年2月27日、同県一宮市に住む50代の男性会社員が、交流サイト(SNS)を利用した投資詐欺の被害に遭い、約1億4800万円をだまし取られたと発表しました。この事件は、近年増加傾向にあるオンライン詐欺の巧妙な手口を浮き彫りにしており、県警は市民への注意喚起を強めています。
巧妙な手口:バナー広告からLINEへ誘導
署の発表によると、被害に遭った男性は昨年2025年8月ごろ、インターネット上で有名投資家が写ったバナー広告をクリックし、その後LINEに誘導されました。そこで、日本人を名乗る複数の人物から株の投資話を持ちかけられ、勧められた投資サイトに登録したとのことです。
男性は2025年10月25日から2026年2月6日にかけて、計22回にわたり指定された口座に金銭を振り込みました。投資サイト上では利益が発生しているように見えていたため、疑念を抱くことなく継続して送金を続けていたとされています。
被害発覚:引き出し不能で相談
しかし、サイトから金銭を引き出そうとした際に、一切の応答がなく、支払いにも応じなかったため、男性は不審に思い、一宮署に相談しました。これにより、大規模な詐欺被害が明らかとなりました。署は現在、詐欺グループの特定と捜査を進めており、同様の手口による被害が他にもないか調査を続けています。
この事件は、SNSやメッセージアプリを利用した投資詐欺が、一般市民に深刻な経済的損害を与えている実態を如実に示しています。愛知県警は、以下の点について特に注意を呼びかけています。
- 不審な投資勧誘:高利回りを謳う投資話には警戒が必要です。
- 個人情報の保護:SNS上で知らない人物と金銭取引をしないよう心がけてください。
- 早期の相談:怪しいと感じたら、すぐに警察や消費生活センターに相談することが重要です。
今回の被害額は1億4800万円に上り、個人が単独で遭った詐欺事件としては極めて高額なケースとなっています。地域社会では、このような詐欺から身を守るための啓発活動が急務とされています。



