NHK報道局チーフディレクターを不同意性交容疑で逮捕 脅迫行為の疑いも
警視庁渋谷署は3月6日、通行人の女性に性的暴行を加えたとして、NHK報道局スポーツ情報番組部のチーフディレクターの男性(50歳・東京都目黒区在住)を不同意性交容疑で逮捕したと正式に発表しました。逮捕は前日の3月5日に行われました。
「危ないものを持っている」と脅した疑い
発表によりますと、男性は2026年1月4日午後2時15分頃、東京都渋谷区内の雑居ビルの階段踊り場において、20歳代の女性の腕をつかみ、「俺、危ないものを持っているから」と脅迫して性的暴行を加えた疑いが持たれています。男性は調べに対し、「わいせつ行為はしたが、無理やりではない」と述べ、容疑の一部を否認している状況です。被害を受けた女性とは面識がなかったことが明らかになっています。
被害発覚と捜査の経緯
事件が発覚したきっかけは、被害に遭った女性が近くの交番に駆け込んだことでした。その後、渋谷署が周辺に設置されている防犯カメラの映像を詳細に分析した結果、男性の関与が浮上しました。さらに、同署には他にも同様の被害に関する相談が寄せられており、現在、これらの事件との関連性について慎重に調査を進めています。
NHKの対応と謝罪会見
この事態を受けて、NHKは3月6日に緊急記者会見を開催しました。会見では、コンプライアンス担当の安保華子理事が「被害に遭われた方と、日頃からNHKの番組をご覧いただいている視聴者の皆様に、心から深くおわび申し上げます」と謝罪の意を表明。さらに、「事実関係を迅速かつ正確に確認し、法律に基づき厳正に対処してまいります」と述べ、今後の対応方針を明らかにしました。
今回の逮捕は、公共放送を担うNHKの職員による重大な容疑として、社会に大きな衝撃を与えています。捜査当局は、脅迫の言葉の具体的な内容や、他の被害相談との関連性を含め、詳細な事情解明を急いでいます。NHK内部でも、再発防止に向けた厳格な対応が求められる事態となりました。



