泉ピン子さん自宅から宝石盗難 元観光連盟職員の女を捜査
俳優の泉ピン子さん(78)の静岡県熱海市の自宅から宝石や高級ブランド品が盗まれた窃盗事件で、岐阜県警が岐阜県観光連盟の元非常勤職員の女性を捜査していることが明らかになった。捜査関係者によると、被害品には高価な宝石類やブランド品が含まれており、大規模な窃盗事件として捜査が進められている。
詐欺事件の捜査過程で浮上した窃盗容疑
岐阜県警は今年1月、県観光連盟が協賛するイベントをめぐり、県内の男性から現金約55万円をだまし取った詐欺容疑で、関口真恵被告(60)を逮捕していた。その後、岐阜地方検察庁が詐欺罪で起訴したが、この詐欺事件の捜査過程で、泉ピン子さん宅からの窃盗容疑が新たに浮上した。
県警の捜査によれば、関口被告は2013年から2024年12月まで岐阜県観光連盟の非常勤職員として勤務していた。一方、泉ピン子さんは2013年8月から2015年7月にかけて、同連盟からの委嘱により「清流の国ぎふ観光特使」を務めていた経歴がある。
観光特使としての縁で知人関係か
この観光特使としての活動期間が重なっていることから、泉さんと関口被告は知人関係にあったとみられており、捜査当局はこの縁を手がかりに事件の全容解明を進めている。泉さんの所属事務所は取材に対し、「現時点でお答えすることはできません」とコメントしている。
事件の舞台となった熱海市の泉さん自宅は、静岡県の有名な観光地として知られる地域に位置しており、セキュリティ面での課題も浮き彫りになった形だ。被害に遭った宝石やブランド品の詳細な種類や総額については、現在も捜査が続けられているため明らかにされていない。
地域の観光関係者に衝撃
この事件は、観光促進活動に関わっていた人物が容疑者として浮上したことから、地域の観光関係者にも大きな衝撃を与えている。岐阜県観光連盟は、元職員が関与する事件についてコメントを控えているが、今後の対応が注目される。
捜査当局は、関口被告が詐欺事件と窃盗事件の両方でどのような役割を果たしたのか、また観光特使としての活動が事件にどのように関連しているのかについて、詳細な調査を進めている。泉ピン子さん側の今後の対応や、被害品の回収状況についても注視が集まっている。
