岸田元首相、オバマ氏の広島訪問を語る
2026年4月25日、岸田文雄元首相が読売新聞のインタビューに応じ、2016年に元米大統領バラク・オバマ氏が広島を訪問した際のエピソードを明かした。岸田氏は当時外相として、オバマ氏の広島訪問実現に尽力した一人である。
「ベリーパワフル」という言葉
岸田氏によると、オバマ氏は広島平和記念資料館の展示物を見学中に「ベリーパワフル」と述べ、強い印象を受けたことを語ったという。また、芳名録に記帳し、自ら折ったという2羽の折り鶴を添えた。岸田氏は「少し手伝ってもらったが、自分で折ったと説明していた」と述べ、オバマ氏の真摯な姿勢に感銘を受けたと振り返った。
歴史的意義と核廃絶への決意
岸田氏は、日米両首脳がそろって広島で哀悼の誠をささげ、核兵器のない世界に向けて力強いメッセージを発したことは歴史的な意味があると強調。「その重みは永遠に残り、これからも変わらない。核兵器のない世界を目指す人々にとって、強い勇気を与えてくれる事実だ」と語った。
さらに、世界が分断や対立を深める中でも、被爆者の思いや経験を引き継ぎ、核兵器のない世界を理想として努力を続ける必要性を訴えた。「世界の全てのリーダーに、被爆の実相に触れてもらいたい」と述べ、核廃絶への決意を新たにした。



