殺虫剤小分け配布で死亡事故、宮城・石巻市の町内会がペットボトルに
殺虫剤小分け配布で死亡事故、宮城・石巻市

宮城県石巻市で昨年6月、害虫駆除のため町内会がペットボトルに小分けして配布した殺虫剤を、市内で一人暮らしをする高齢男性が誤って飲み込み、死亡する事故が発生していたことが、市への取材で明らかになった。殺虫剤は市が町内会に配布したもので、翌月には別の地区で幼児が同様に誤飲し、一時入院する事故も起きていた。

事故の経緯と背景

市によると、高齢男性が死亡したのは昨年6月。自宅からペットボトルに小分けされた殺虫剤が見つかり、県警が調べたところ、男性の血液から殺虫剤成分が検出された。死因は「殺虫剤によるもの」と県警から市に情報提供があった。また、別の地区では同年7月、幼児がペットボトルに入った殺虫剤を誤飲。病院に救急搬送された。

法的問題と市の対応

殺虫剤の小分けは安全上問題があるため、医薬品医療機器法で禁じられている。市は配布時、町内会側に注意を促していたが、事故を防げなかった。市は事故を受け、今年4月に害虫駆除の要綱を改正。厳格に取り扱うとする誓約書の提出を求めるようにした。

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この事故は、地域コミュニティにおける安全対策の重要性を改めて浮き彫りにした。市は今後、町内会への指導を徹底し、再発防止に努めるとしている。

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