黄川田仁志・子ども政策担当相は5月29日の閣議後会見で、子どもが親から暴力を受けたり関係に悩んだりした場合、ためらわずに児童相談所(児相)に相談してほしいと訴えた。これは、プロ野球・読売巨人軍の前監督・阿部慎之助容疑者(47)が18歳の長女に暴行を加えたとして現行犯逮捕後に釈放された事案に関連した発言である。
児相通報への批判と懸念
阿部氏の長女が児相に通報したことに対し、SNSを中心に「通報すべきではなかった」などの批判が上がっている。一方で、こうした批判が強まることで、現在虐待を受けている子どもが通報をためらうのではないかとの懸念も出ている。
黄川田担当相の強調
黄川田担当相は、個別事案への言及を避けつつ、「暴力はあってはならない」と強調。こども家庭庁が設置する虐待対応ダイヤル「189」や、親との関係の悩みを相談できるLINE相談窓口を紹介し、「相談内容の秘密は守られる。虐待から子どもを守るため、ちゅうちょなく相談してほしい」と述べた。
18歳以上の相談窓口
また、18歳以上からの相談については、内閣府が「DV相談+(プラス)」という窓口を開設しており、家庭内暴力に関する相談を受け付けている。



