陸自自衛官が闇バイトに応募か、窃盗容疑で逮捕
陸上自衛隊善通寺駐屯地(香川県善通寺市)に所属する自衛官(41)(大阪市此花区)が、他人名義のキャッシュカードを使用して現金を不正に引き出したとして、香川県警に窃盗容疑で逮捕された事件で、この自衛官が多額の借金を抱え、犯罪に加担して報酬を得る「闇バイト」に応募した可能性が高いことが、捜査関係者への取材で明らかになりました。
自衛官の供述
県警の調べに対し、自衛官は「闇バイトに応募して指示された通りに行動しただけで、金を盗んだという認識はなかった」と供述しています。県警は、自衛官が借金返済のために「匿名・流動型犯罪グループ(匿流)」の一員となったとみて、詳しい動機や背景を調査しています。
経緯と捜査
捜査関係者などによると、自衛官は多額の借金を理由に大阪市内に転居し、建築業の日雇いアルバイトに従事していました。また、闇バイトにも関与していたとみられています。同駐屯地での4月27日から5月12日までの休暇後は出勤せず、連絡も取れない状態でした。県警は、防犯カメラの映像を追跡する「リレー捜査」などを駆使して自衛官の居場所を特定し、28日に送検しました。
この事件は、自衛官という公務員が犯罪組織に加担した点で衝撃を与えており、今後の捜査の進展が注目されます。



