群馬県安中市の安中東横野郵便局で、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、安中署は同局の大塚信英局長(57)に感謝状を贈りました。
詐欺の手口と発覚の経緯
安中署の発表によると、大塚局長は4月14日、80代の女性が100万円を引き出そうと来局した際、出金理由を尋ねました。女性は「孫の新生活のお祝い」と答えましたが、大塚局長は不審に思い、「ご家族に連絡を取らせてください」と提案。女性が連絡を試みたもののつながらなかったため、詐欺の可能性を疑い、すぐに安中署へ通報しました。
警察が詳しく事情を聞いたところ、女性の息子が急病で入院したと偽り、病院関係者を名乗る人物から何度も電話がかかってきていたことが判明。駆けつけた署員が説得し、詐欺被害を防ぐことに成功しました。
地域の絆が被害を防ぐ
大塚局長は「詐欺が身近にあると実感した。今後も利用者と丁寧に話し合い、未然防止に努めたい」と述べました。安中署の成瀬洋署長は「普段からの顔の見える関係があるからこそ、違和感を敏感に察知できた。地域の絆が被害を防いだ」と感謝の言葉を贈りました。
このような特殊詐欺は、高齢者を狙った手口が後を絶ちません。警察は「不審な電話や訪問があった場合は、すぐに家族や警察に相談してほしい」と注意を呼びかけています。



