埼玉県警は23日までに、出産後間もない女の子の遺体を自宅アパートに放置していたとして、死体遺棄の疑いでインドネシア国籍の会社員トリピタ・レスタリ容疑者(21)を逮捕した。容疑者は埼玉県深谷市畠山に在住していた。
事件の概要
県警によると、逮捕容疑は2025年12月20日ごろ、自宅アパートに女児の遺体を遺棄したというもの。容疑者は「自宅で一人で出産した。赤ちゃんの遺体があることが会社に伝わったら解雇され、警察に捕まると思った」と供述している。
容疑者の背景
トリピタ・レスタリ容疑者の在留資格は「特定技能1号」。昨年10月に来日し、県内の食品加工関連会社で働いていた。事件発覚のきっかけは、インドネシアに滞在する容疑者の知人男性から情報提供を受けた人物が今月20日、県外の警察に相談したことによる。
警察は現在、出産の経緯や遺体放置に至った詳細な状況について慎重に捜査を進めている。容疑者は逮捕後、取り調べに対しておおむね容疑を認める態度を見せているという。
社会への影響
本事件は、在留資格「特定技能」で働く外国人労働者の生活実態や、孤立した状況での出産・子育ての問題を浮き彫りにしている。専門家は、外国人在住者への支援体制の強化や、緊急時の相談窓口の周知が必要だと指摘する。
埼玉県警は今後、司法解剖などを行い、女児の死因を特定するとともに、事件の全容解明を目指す方針だ。



