森永製菓は21日、長年にわたり親しまれてきたキャラメル「ハイソフト〈ミルク〉」と「塩キャラメル」の販売を一時的に休止していることを明らかにした。同社は理由として中東情勢の影響を挙げているが、「影響を受けている原材料の詳細は開示していない」と説明している。
ハイソフトは1969年発売のロングセラー
「ハイソフト」は1969年に発売され、ミルク分が多く、やわらかい食感が特徴で、長年にわたって多くの消費者に愛されてきた。森永製菓によると、現時点では販売再開の見通しは立っていないという。また、他の商品への影響については「今後の可能性は排除できないが、現時点でお話しできることはない」と広報担当者は述べている。
中東情勢の影響が原材料調達に波及
中東地域の不安定な情勢が、キャラメル製造に必要な原材料の調達に影響を及ぼしているとみられる。同社は具体的な原材料名を明らかにしていないが、ナフサなど石油由来の原料が不足している可能性が指摘されている。ナフサはプラスチックや合成ゴムだけでなく、食品添加物や包装材の原料としても広く使用されており、その供給不安が食品業界全体に広がっている。
森永製菓以外にも、カルビーがナフサ不足の影響で一部商品の販売を休止するなど、中東情勢の影響は身近な商品に及びつつある。トイレットペーパーや納豆、建材など様々な製品で値上げが相次いでおり、消費者への影響が懸念されている。
同社は再開時期について「未定」としており、今後の動向が注目される。



