岩手県西和賀町で、ワラビ採りに出かけた男性がクマに襲われ死亡したとみられる事件が発生しました。20日午前10時ごろ、同町小繫沢の沢入川岸近くで、男性が倒れて死亡しているのが発見されました。
発見の経緯
北上警察署によると、遺体には引っかかれたような傷があり、近くにいたクマに襲われた可能性が高いとしています。身元は確認中ですが、近くに住む農業の中島達郎さん(85)とみられています。
調べでは、中島さんはこの日午前5時ごろ、自宅近くの休耕田にワラビ採りに出かけましたが、午前7時になっても戻ってこなかったため、家族が付近を捜索。川岸に人が倒れているのを発見しましたが、クマがいたため近づけず、119番通報しました。駆けつけた猟友会のメンバーがクマを追い払ったといいます。
現場の状況
発見場所は中島さんの自宅から約300メートル離れた地点で、休耕田から引きずられたような跡があったと報告されています。
この地域では近年、クマの出没が相次いでおり、注意が呼びかけられていました。警察と自治体は周辺の警戒を強めるとともに、クマの目撃情報の収集を進めています。



