今年1月に行われた福井県知事選挙において、元越前市長陣営の運動員に対して違法な報酬を支払ったとして、福井県警は5月20日、公選法違反(買収)の疑いで、鯖江市の土田光市議(33)を書類送検した。捜査関係者への取材で明らかになった。
選挙運動での現金支払い
捜査関係者などによると、土田市議は選挙期間中の1月13日、支持する元越前市長が福井市内で開いた個人演説会において、当時大学生だった20代の男性7人に対し、選挙運動の報酬として現金および電子マネーで1人当たり4千円、合計2万8千円を支払ったとされる。この7人も、公選法違反(被買収)の容疑で書類送検された。
ガンバロー三唱の謝礼として
学生たちは演説会場で「ガンバロー三唱」を行ったことに対する謝礼として、その場で現金を受け取ったという。元越前市長はこの選挙で落選している。
県警は、土田市議の認否については明らかにしていない。土田市議には起訴を求める「厳重処分」、7人には検察に刑事処分の判断を委ねる「相当処分」の意見を付けたとみられる。
土田市議の経歴
土田市議は2023年の鯖江市議選で初当選し、現在1期目。「福井維新の会」の幹事長を務めている。



