太平洋戦争中に米軍が撮影した空襲映像などを収集・解析している大分県宇佐市の市民団体「豊の国宇佐市塾」が9日、新たに14本(計28分52秒)の映像を報道機関に公開した。旧日本軍の特別攻撃隊の6機の最後が記録された映像や、撃墜された旧海軍機から米軍が回収したフィルムに映っていた映像も含まれている。
米国立公文書館から入手
同塾は2013年から2024年にかけて、米国立公文書館からこれらの映像を入手した。入手した映像は、米軍の戦闘報告書と日本側の記録を照らし合わせるなどして、日時や場所を特定したという。映像を解析した塾生の織田氏は「これまで見たことのない映像が含まれており、歴史的価値が高い」と述べている。
公開された映像の内容
公開された映像には、特攻隊の6機が米軍艦船に突入する瞬間や、撃墜された旧海軍機から米軍が回収したフィルムに映っていた映像が含まれる。また、米軍による空襲の様子や、日本軍の戦闘機が追跡される映像などもあり、戦争の実相を伝える貴重な記録となっている。
同塾は今後も映像の収集・解析を続け、随時公開していく方針だ。今回の公開により、太平洋戦争の歴史研究に新たな資料が加わることになる。



