熊本市は1日、同市中央区にある南熊本公園の一部区画の土壌から、土壌汚染対策法で定められた基準値を超える有害物質が検出されたと発表した。市は「公園の利用者や周辺住民への健康被害のおそれはない」としており、約600万円をかけて土壌の撤去、入れ替え工事を行う方針だ。
土壌調査の結果
市によると、3月に実施した土壌調査では、鉛やその化合物などの含有量が同法の基準値(1キログラムあたり150ミリグラム)の約3.7倍に達し、溶出量は基準値(1リットルあたり0.01ミリグラム)の約6倍となった。市は地下水への影響を把握するため、周辺の井戸について無償で水質検査を実施する。
原因と今後の対応
この区画はかつて鉄道会社が所有していた土地で、車両に施していたさび止め塗料に含まれる成分が地中に残っていた可能性があるという。土壌の撤去には約3週間かかる見通しで、入れ替えを含む工事期間中は公園の利用を一部制限する。



