近大入試替え玉、元講師が提案か「指導より手っ取り早い」と供述
近大入試替え玉、元講師が提案か「指導より手っ取り早い」

近大入試替え玉事件、元講師が自ら提案か

近畿大学の入学試験を巡る替え玉事件で、教え子に代わって英検を受験するなどしたとして、大阪府警に逮捕された元塾講師の男(35)が、自ら替え玉を提案したとみられることが、捜査関係者への取材で明らかになった。男は「指導するより手っ取り早いと思った」という趣旨の供述をしており、府警は実績向上を目的とした行為とみて調べている。

業務妨害容疑などで逮捕されたのは、大阪市浪速区の自営業、野口瑞希容疑者。事件当時は「個別教室のトライ」の講師として勤務していた。近畿大学の入試制度では、英検などの外部試験の点数を外国語の得点として換算できる仕組みがあり、野口容疑者はこの制度を悪用したとされる。教え子の10代男性は合格したものの、後に取り消しとなった。

「実績を上げたかった」と供述

捜査関係者によると、野口容疑者はこれまでに多くの教え子を近畿大学に合格させており、実績を重視していた可能性がある。野口容疑者は「自分から持ちかけた。指導より手っ取り早いと思った」と供述しており、短絡的な考えで犯行に及んだとみられる。府警は、野口容疑者が教え子の合格実績を上げるために替え玉受験を提案したとみて、詳しい動機を追及している。

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近畿大学は事件を受け、外部試験の点数換算制度の見直しを検討するとともに、再発防止策を強化する方針を示している。

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