キオクシアHD時価総額、一時トヨタ抜き2位 45兆円超でAI需要追い風
キオクシアHD時価総額、一時トヨタ抜き2位 45兆円超

3日の東京株式市場で、半導体メモリー大手キオクシアホールディングス(HD)の時価総額が一時、45兆円を上回り、トヨタ自動車を抜いて2位となった。AI(人工知能)の性能向上を支える半導体関連企業の代表格として、株価は上場来高値を更新し続けている。

前日の投資家向け説明会で、設備投資を強化する方針などを示したことが好感され、キオクシアHD株は一時、前日終値から7%超上昇。この時点での時価総額は45・4兆円となり、トヨタ自動車(45・0兆円)を抜いた。その後は上げ幅を縮小し、再びトヨタが2位となる場面がみられている。

キオクシアHDは、データの長期保存を得意とする「NAND型フラッシュメモリー」の世界大手で、生成AIなど向けにメモリーの需要が高まっている。1日に時価総額で国内企業首位となったソフトバンクグループの時価総額は47兆円程度で推移している。

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キオクシアHDの急成長は、生成AIに必要なデータ保存容量の拡大が背景にある。同社のNAND型フラッシュメモリーは、大容量データの長期保存に適しており、AIサーバー向け需要が急増している。また、前日の説明会では、次世代メモリー技術への投資計画も発表され、将来の成長期待が株価を押し上げた。

市場関係者は「キオクシアは半導体メモリー市場で高い競争力を持ち、AIブームの恩恵を最も受ける企業の一つ。当面は時価総額上位を維持する可能性が高い」と分析している。一方、トヨタ自動車はハイブリッド車や水素エンジン車の販売好調を背景に堅調な業績を維持しており、両社の時価総額争いは今後も続きそうだ。

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