獣医師自殺で労災認定、残業月97時間も 兵庫県の女性
女性獣医師自殺で労災認定、月97時間残業

兵庫県農業共済組合に所属し、家畜診療に従事していた女性獣医師(当時33歳)が2023年に自ら命を絶った問題で、淡路労働基準監督署が今年1月、長時間労働を原因とする労災認定を行っていたことが15日、明らかになった。遺族らが同日記者会見を開き、事実を公表した。

残業時間は月97時間に達する

女性獣医師は2023年4月から兵庫県南あわじ市の家畜診療所で、牛の往診などを担当していた。労働基準監督署の調査によると、同年6月中旬からの1カ月間における時間外労働(残業)は97時間に上っていた。持病の悪化も重なり、同年8月に自宅で自殺した。

前任地でも過酷な労働環境

遺族らは会見で、女性が前任地である同県丹波市の家畜診療所に勤務していた時期から、1日当たり約70頭の牛を診療し、深夜までカルテを作成するなど、厳しい労働環境が常態化していたと主張。長時間労働が精神的・身体的負担を増大させ、自殺につながったと訴えた。

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この事例は、地方の獣医師不足や過酷な勤務実態を浮き彫りにしており、今後の労働環境改善が求められる。

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