長崎で平和を求める抗議集会 被爆者ら90人が声を上げる
米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃に対して抗議する街頭集会が、3月7日に長崎市で開催されました。この集会には、長崎原爆の被爆者をはじめとする市民ら、総勢約90名が参加し、国際社会に平和的な解決を訴えかけました。
「国際法を守れ」と声を上げる参加者たち
集会では、参加者たちが「国際法を守れ」「戦争反対」といったプラカードを掲げながら、力強い声を上げました。彼らは、現在進行中の攻撃の即時停止を強く要求するとともに、対話を通じた平和的解決の道を模索するよう国際社会に呼びかけました。
主催団体の代表者たちが非難の声
集会を主催した長崎県平和運動センターの被爆者連絡協議会では、川副忠子議長(82歳)が開会の挨拶を行いました。川副議長は、イランへの攻撃を「モラルを平気で壊すふざけた行動」と厳しく非難し、日本からも批判の声をしっかりと発信すべきだと訴えました。
また、原水爆禁止日本国民会議(原水禁)の共同議長を務める川野浩一氏(86歳)は、集会終了後の取材に対し、「なぜあのような攻撃を行う必要があるのか理解できない。話し合いによる解決が最優先であり、日本もその立場に立つべきだ」と述べ、外交的なアプローチの重要性を強調しました。
長崎から発信される平和へのメッセージ
この集会は、戦争の惨禍を経験した長崎の地から、国際社会に向けて強力なメッセージを送る機会となりました。参加者たちは、核兵器の使用によって多大な苦しみを味わった被爆者の視点から、武力衝突ではなく対話による解決を促す姿勢を示しました。
集会を通じて、平和運動の関係者や一般市民が一体となり、現代の国際紛争に対する懸念と、恒久的な平和を希求する思いを共有しました。長崎からのこうした動きは、国内外の平和活動に新たな影響を与える可能性があります。



