警察庁は21日、犯罪被害者のための支援策などを紹介する広報活動に取り組んでいる地方公共団体や民間団体、個人を対象にしたコンテストを創設すると発表した。実施してきたイベントや情報発信について、親しみやすさなどの観点から審査し、国家公安委員長賞を選んで表彰する。犯罪被害者のための取り組みを国民にもっと知ってもらうのが目的だ。
「みんなに広がれ支援の輪!ギュっと広報コンテスト」の概要
創設されたのは「みんなに広がれ支援の輪!ギュっと広報コンテスト」で、地方公共団体部門、民間団体部門、個人部門の3部門に分かれる。団体部門では、フォーラムやシンポジウム、街頭キャンペーン、講演会などの行事と、SNSやホームページ、広報誌、グッズなどを通じた情報発信が審査対象となる。個人部門は情報発信のみが対象だ。2021年4月以降の活動が対象となる。
応募期間と審査方法
応募期間は5月25日から8月10日まで。分かりやすさや独創性、全国に紹介する価値があるかどうかの観点から、犯罪被害者や有識者らがまず一次審査を行い、絞り込んだ上で、国家公安委員の意見も踏まえて国家公安委員長賞を決定する。地方公共団体部門と民間団体部門は各最大3点、個人部門は1点が選ばれ、賞状に加え、民間団体には各50万円、個人には20万円の賞金が贈られる。賞金は、青少年のための助成などを行っている一般社団法人「白珪社」が支援する。表彰式は11月の犯罪被害者月間に行われる政府のイベントで実施される。
標語も同時募集
警察庁は今年度の標語も、今月25日から6月24日まで募集する。犯罪被害者支援のシンボルマーク「ギュっとちゃん」を知ってもらうためにふさわしい標語を求めている。コンテストと標語の応募に関する詳細は、警察庁のウェブサイトで確認できる。



