兵庫県警、小学6年女児に長時間取り調べと自白誘導で人権警告
兵庫県警、小学6年女児に長時間取り調べで人権警告 (02.04.2026)

兵庫県警の長時間取り調べで小学6年女児の人権侵害、弁護士会が警告

兵庫県弁護士会は、当時12歳の小学6年生の女子児童に対して、夜間に及ぶ長時間の取り調べを行い、自白を誘導したとして、重大な人権上の問題を指摘し、兵庫県警本部と明石署に対して人権救済申し立てに基づく警告を出しました。この警告は2026年3月27日付で発出され、少年警察活動規則に違反する可能性がある行為として厳しく批判されています。

取り調べの詳細と女児の主張

事件は2024年2月に発生しました。女児は同級生から「陰部を触られた」とする申告を受け、兵庫県警明石署で午後8時まで約3時間半にわたり取り調べを受けました。女児は一貫して「心当たりがない」と否定し続けたものの、警察官によって自白調書への同意を強要され、さらに全身の写真も撮影されました。保護者は署内にいたものの、取り調べへの立ち会いは認められず、女児の権利が十分に保護されなかった状況が浮き彫りになりました。

少年警察活動規則の違反と後日の展開

少年警察活動規則では、14歳未満の少年に対して、やむを得ない場合を除き、夜間や長時間の取り調べを避け、保護者の立ち会いも配慮するよう規定しています。今回のケースでは、これらの規定が守られなかった可能性が高いと弁護士会は指摘しています。後日、同級生が「被害はなかった」として申告を取り下げたことも判明し、女児の無実が明らかになる中で、取り調べの手法が過剰であったことが改めて問題視されています。

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県警の対応と今後の課題

兵庫県警は、この件について「少年警察活動に際して関係法令等を順守し、少年の特性に配慮した適切な対応を行うよう徹底する」とコメントしています。しかし、弁護士会は、具体的な再発防止策や人権教育の強化を求めており、今後の監視が続けられる見込みです。この事件は、警察の取り調べ手法における人権配慮の重要性を改めて問うものとなっており、社会全体で議論を深める必要があります。

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