郵便物の回収業務委託をめぐる贈収賄事件で、日本郵便東京支社(東京都江東区)の元主任らが警視庁に逮捕された。この事件で、元主任と贈賄側の運送会社が結んだ契約額が、4年前の同じ業務委託の額を約5000万円上回っていたことが、捜査関係者への取材で明らかになった。
4年前の入札以前から飲食接待か
警視庁などによると、元主任の米田伸之容疑者(37)は、「ハルキエクスプレス」(板橋区)の代表取締役西村光一容疑者(56)と経理担当の橋本英孝容疑者(64)から、ディズニーリゾートのツアー代金など計120万円相当の賄賂を受け取った。昨年2月の入札で不正を行い、ハルキ社側と計約1億8000万円の随意契約を結んだとされる。
この業務委託は4年ごとに入札が実施されており、前回も米田容疑者が入札を担当していた。前回は随意契約ではなく、ハルキ社が入札で落札し、契約額は約1億3000万円だった。捜査関係者によると、この入札以前から米田容疑者はハルキ社側から飲食接待などを受けていたという。
警視庁は22日、米田容疑者ら3人を送検した。



