神奈川県川崎市のコンビニエンスストアで、万引きをしたとされる客から現金を脅し取ろうとしたとして、店長の男(53)が恐喝未遂の疑いで逮捕された。神奈川県警多摩署が29日に発表した。
事件の概要
逮捕されたのは、川崎市に住む会社員の男で、「ファミリーマート登戸駅前店」の店長を務めていた。警察の発表によると、男は今年2月12日、同店で食料品2点(販売価格773円)を盗もうとした男性を店舗の事務所に連れ込み、「この状況で俺が殴っても文句ないよな」などと脅迫し、現金50万円を要求した疑いが持たれている。
容疑者の供述
調べに対して、男は「脅すような文言を言ったかどうか曖昧だ」と供述しているという。一方で、これまでに示談金として合計約200万円を受け取ったことがあるとも話しており、同署は余罪があるとみて捜査を進めている。
押収された証拠
店舗からは、示談に関する誓約書が約50枚押収された。これらの書類は、過去にも同様の手口で金銭を要求していた可能性を示唆している。警察は、被害に遭った客がいないかどうか、さらに詳しい調査を行う方針だ。
事件の発覚
今回の事件は、現金を用意できなかった男性が多摩署に相談したことで発覚した。男性は実際に万引きを試みたものの、店長の脅迫に遭い、金銭を要求されたと説明している。
警察は、コンビニ店長という立場を悪用した悪質な犯行とみて、動機や背景についても慎重に調べている。



