元村職員が観光協会口座から40万円を横領、借金返済目的で逮捕される
奈良県上北山村観光協会の口座などから約40万円を横領した疑いで、県警吉野署は3月4日、元村職員の無職の男(26)(奈良県橿原市)を業務上横領の疑いで逮捕しました。男は「借金返済に充てるなどした」と容疑を認めていると発表されています。
2回にわたり現金を引き出し、合計40万円を横領
奈良県警本部の発表によると、男は2024年1月と2025年3月の2回にわたり、村役場に事務局を置く同村観光協会や村地域活性化イベント実行委員会の口座から現金を引き出し、合計約40万円を横領した疑いが持たれています。
男はこれらの協会や実行委員会の口座を管理する立場にあり、その職務を利用して不正に現金を引き出したと見られています。村は昨年12月26日、男を懲戒免職処分としており、今回の逮捕に至る前から内部調査が進められていたことが伺えます。
借金返済目的で犯行に及んだと供述
逮捕された男は、警察の取り調べに対し、横領した現金を借金返済に充てたと供述しており、容疑を認めていると伝えられています。この事件は、公的資金を管理する立場にある職員による背任行為として、地域社会に大きな衝撃を与えています。
上北山村観光協会は、地域の観光振興を担う重要な組織であり、その口座から資金が横領されたことは、地域活性化の取り組みにも影響を及ぼす可能性が懸念されます。村や関係機関は、再発防止策の徹底と、資金管理の透明性向上に向けた対応を迫られることになりそうです。
今回の事件は、公的機関における内部統制の重要性を改めて浮き彫りにしました。今後、詳細な捜査が進められ、横領の全容が明らかになることが期待されます。
