千葉県の刑法犯認知件数が4年連続増加、侵入盗・万引・詐欺が目立つ
千葉県刑法犯4年連続増、侵入盗・万引・詐欺が増加 (02.03.2026)

千葉県の刑法犯認知件数が4年連続で増加、侵入盗・万引・詐欺が目立つ

千葉県警察が2025年の刑法犯認知件数をまとめたところ、前年より1582件増加し、合計で3万9976件に達したことが明らかになった。これは4年連続の増加を示しており、県警は初動捜査の徹底と発生状況の分析に基づく捜査強化を進めている。

犯罪別の内訳と特徴

犯罪別では、侵入窃盗が3637件(前年比595件増)と増加が目立ち、施設への入居や病院への入院などで住民不在の家が狙われるケースが多い。また、万引は5581件(同328件増)で、60代以上の犯行が約4割を占める一方、10代の犯行も増加傾向にある。

詐欺では、公務員の身分を詐称してお金をだまし取る手口が523件(同265件増)、何らかの募集を口実にお金をだまし取る手口が377件(同204件増)となった。これらは「ニセ警察詐欺」や「SNS型投資・ロマンス詐欺」の増加が影響している。

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一方、殺人、強盗、放火、不同意性交などの重要犯罪は633件(同21件減)と減少した。殺人や不同意性交等が増えたものの、放火や不同意わいせつは減った。

長期的な推移と検挙状況

刑法犯認知件数は2000年代前半から減少が続き、新型コロナウイルス禍の2021年には3万2638件まで減少した。しかし、2022年に20年ぶりに増加に転じて以降、4年連続で増加している。

2025年の検挙件数は1万3702件(同182件減)で、検挙率は34.3%と前年から1.9ポイント低下した。犯罪別の検挙率を見ると、殺人(91.7%)や強盗(93.6%)などの重要犯罪は70~90%台と高い一方、侵入窃盗(59.1%)や自動車盗(48.8%)などの重要窃盗犯は30~50%台にとどまっている。

県警の対応と今後の方針

千葉県警刑事総務課の担当者は、「初動捜査を徹底し、増加している犯罪については、発生状況の分析に基づいて捜査を強化していく」と述べた。県警は、特に侵入窃盗や詐欺などの増加傾向にある犯罪に対して、重点的な対策を講じる方針だ。

この状況は、地域の治安維持に向けた課題を浮き彫りにしており、県民の安全確保に向けた取り組みが求められている。

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