自衛官刺殺事件から26年、福岡・久留米で姉と署員が情報提供呼びかけ
自衛官刺殺26年、姉と署員が久留米で情報提供呼びかけ (12.03.2026)

自衛官刺殺事件から四半世紀、遺族と警察が新たな情報提供を呼びかけ

福岡県久留米市で発生した自衛官刺殺事件は、2026年3月11日で未解決のまま26年という長い歳月を迎えました。事件の被害者である切明信行さん(当時27歳)の遺族と福岡県警察久留米署は、この節目の日に合わせて、同市新合川1丁目のゆめタウン久留米で情報提供を求めるチラシを配布し、買い物客らに捜査への協力を強く呼びかけました。

26年前の深夜に発生した悲劇

事件は2000年3月11日未明、久留米市日吉町の交差点付近で発生しました。切明さんが歩行中に何者かに刃物で刺され、命を落とすという痛ましい事件でした。福岡県警察はこれまでに延べ約1万人の捜査員を投入し、約130件の情報が寄せられましたが、逃走した容疑者の特定には至っていません。

姉の切実な訴えと警察の継続的な捜査

チラシ配布には、切明さんの姉である恵美さん(55歳)も参加しました。声を震わせながら、恵美さんは「長い年月がたってしまったが、協力をお願いしたい」と訴えました。現場では、署員約15人が「何か知っていることがあれば署に連絡して」「お父さん、お母さんにも聞いてみて」と買い物客に直接声をかけ、情報提供を促しました。

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警察署長の決意と市民への要請

那須重人久留米署長は「切明さんや遺族の無念を晴らしたい。どんなささいなことでもかまわない。皆さんの情報提供が解決の糸口になる」と強調しました。26年という時間の経過にもかかわらず、警察は事件解決への決意を新たにしています。

この事件は、地域社会に深い傷を残したまま四半世紀が経過しました。警察は、当時の状況を覚えている方や、何か情報をお持ちの方がいらっしゃる可能性を考慮し、継続的な情報提供を呼びかけています。事件の記憶が風化する中で、新たな手がかりを求める遺族と警察の活動は、未解決事件の重みを改めて社会に問いかけています。

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