原発事故避難家族のドキュメンタリー「三角屋の交差点で」22日から福島で上映
原発事故避難家族のドキュメンタリー22日から福島で上映

ドキュメンタリー映画「三角屋の交差点で」のワンシーン(©Toru Yamada/IMPLEO Inc.)

山田徹監督の最新作、福島で上映開始

東京電力福島第1原発事故後、本県を主なフィールドに映像製作を続ける映画監督・山田徹さんの最新作「三角屋の交差点で」が、22日から福島市のフォーラム福島で上映される。本作は、原発事故で浪江町から避難した家族に3年間密着したドキュメンタリーで、故郷や避難生活に対する複雑な感情、家族の役割などについて深く考えさせる内容となっている。上映は28日まで。

密着した家族の姿

山田さんが密着したのは、浪江町から避難し、いわき市の復興公営住宅で暮らしていた99歳の母、70代の息子、そしてその妻の家族。浪江町中心部の避難指示が解除された後の2018年から2020年まで、生まれ故郷の大熊町に帰りたいと願う母、避難で家業の廃業を余儀なくされた息子、夫の母の介護を担う妻――それぞれの思いや生活の変化を克明に記録した。

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タイトルに込めた意味

題名の「三角屋」は、現在は帰還困難区域となっている大熊町の母の生家近くにある国道6号の交差点名。山田さんは「原発事故により地元から離れ、家族内での役割も揺らいだ3人が、自分を見つめ直して歩んでいく姿が、浪江、大熊、いわきの三つの地域に通じる交差点と重なっていると感じ、題名にした」と語る。

上映スケジュールとトークイベント

上映は午後2時半から。期間中の22、23、24、26の各日は、山田監督による上映後トークが行われる。23日には福島市の詩人・和合亮一さん、26日には浪江町出身の歌人・三原由起子さんがゲスト出演する。

#原発事故 #東日本大震災

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