三重県伊賀市、公用車の車検切れ問題が再発 20日間420キロ走行
伊賀市、公用車車検切れ再発 20日間420キロ走行

三重県伊賀市で公用車の車検切れ問題が再発 20日間で420キロ走行

三重県伊賀市は3月2日、市が管理する公用車1台が車検切れの状態で計20日間にわたり使用され、総走行距離が420キロに達していたことを明らかにしました。この問題は、担当職員が車検の発注手続きを失念していたことが原因で発生しました。

詳細な経緯と使用状況

問題となった公用車は、市の施設「ライトピアおおやまだ」が管理する車両です。車検の有効期限は1月22日に満了していましたが、2月26日までの期間に、6人の職員によって合計32回使用されていました。市の同和課によれば、担当者が車検更新の手続きを完全に忘れていたことが判明しました。

市はこの問題を受け、担当職員に対して口頭での注意処分を行いました。さらに、今後同様の事態を防ぐため、運転手に対して車検状況の確認を徹底するよう注意喚起を実施しています。

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過去にも同様の問題が発生

注目すべきは、伊賀市ではこれと類似した問題が過去にも発生している点です。2025年2月には、上下水道部が管理する公用車が車検切れのまま105日間使用され、4755キロも走行していたことが発覚しています。わずか1年ほどの間に、同じ自治体で二度も同種の管理ミスが起きたことになります。

これらの事例は、公用車管理におけるチェック体制の不備を浮き彫りにしています。車検切れの車両を公用で使用することは、道路交通法違反となる可能性があり、万一事故が発生した場合の責任問題も重大です。

行政の対応と今後の課題

伊賀市の対応としては、今回の事案について担当者への口頭注意に留まりましたが、根本的な対策が求められています。行政機関が管理する車両の適正な維持管理は、市民の信頼に直結する重要な業務です。

特に、過去に同様の問題が発生しているにもかかわらず、再発防止策が十分に機能していなかった点が指摘されます。車検管理システムの見直しや、複数者によるダブルチェック体制の導入など、より確実な防止策の実施が期待されます。

この問題は、地方自治体における資産管理の在り方について改めて考える機会を提供しています。市民の税金で維持されている公用車の適正な管理は、行政の基本的な責務と言えるでしょう。

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