広島県呉市職員が住居手当詐欺で逮捕 120万円超を不正受給
広島県呉市の市民税課職員が、実際の家賃額よりも高い金額の住居手当を申請し、市から120万円超をだまし取ったとして、詐欺容疑で逮捕されました。県警呉署は2月26日、市職員の男(56)を逮捕したと発表しました。
虚偽申請で5年間にわたり不正受給
発表によると、男は2017年10月、呉市に対し、実際の家賃額よりも高い金額となる虚偽の住居手当支給申請を行いました。その後、2020年4月から2025年5月にかけて、計123万3800円を不正に受給した疑いが持たれています。
調べに対し、男は「詐欺をしようとしたわけではありません」と話しているということで、現在、詳細な動機や経緯について、県警が慎重に捜査を進めています。
市は既に懲戒処分を実施、告訴へ
呉市によりますと、男は市民税課の課長補佐を務めていました。市は昨年8月、この問題を受け、減給10分の1(6か月)の懲戒処分を科していました。その後、今月になって県警呉署に正式に告訴していたことが明らかになりました。
この事件は、公務員による不正受給という点で、市民の信頼を損なう重大な問題として注目を集めています。地方自治体の内部統制や監査体制の在り方についても、改めて問い直すきっかけとなりそうです。
広島県警本部は、今後も同様の不正が行われていないか、徹底的な調査を行う方針を示しています。市民からは、公金の適正な管理と透明性の確保を求める声が上がっています。



