愛知県で高校生らのはしか感染が相次ぎ、東三河地域で拡大傾向
愛知県は2026年2月19日、東三河地域の県立高校に通う豊川市の男子生徒がはしかに感染したと発表した。これにより、同校での感染者は累計で8人目となった。さらに、別の私立学校に在籍する新城市の10代男性の感染も確認され、県内での感染拡大が懸念されている。
豊川市の男子生徒は高熱と発疹を発症、飲食店を利用
県の発表によると、豊川市の男子生徒は2月13日に38度から39度の高熱や発疹などの症状を発症した。その後、18日に医療機関を受診し、検査の結果、はしか陽性と判定された。感染の可能性がある期間中、具体的には13日昼には、豊川市内のうどんチェーン店を利用していたことが明らかになった。このため、県は同店を訪れた人々への注意喚起を強化している。
新城市の10代男性も感染確認、通学経路でJR飯田線を利用
一方、新城市の10代男性も13日にせきや高熱を発症し、はしか感染が確認された。この男性は12日に通学のため、JR飯田線の野田城駅から豊橋駅までの区間を利用していた。県の調査では、東三河の県立高校の生徒との直接的な接点はなかったとされているが、感染経路の詳細については現在も調査が続けられている。
愛知県は感染拡大防止に向けた対策を強化
愛知県は、はしかの感染が複数の学校で確認されたことを受け、以下のような対策を講じている。
- 感染が確認された学校への保健所による積極的な疫学調査の実施
- 周辺地域の医療機関への情報提供と検査体制の強化
- 一般市民に向けた予防接種の推奨と注意喚起の徹底
はしかは感染力が強く、特にワクチン未接種者や免疫が低下している人々にとっては重篤な合併症を引き起こすリスクがある。県は早期発見と隔離が重要だと強調しており、発熱や発疹などの症状が出た場合は速やかに医療機関を受診するよう呼びかけている。
今回の感染拡大は、東三河地域を中心に社会全体に影響を及ぼす可能性があり、今後の動向が注目される。県は引き続き、感染者の行動歴の調査を進めるとともに、公衆衛生上の対策を強化していく方針だ。



