自民党特命委が熊本・慈恵病院を視察、内密出産の論点整理へ向け動き出す
自民党特命委が慈恵病院を視察、内密出産の論点整理へ

自民党特命委が熊本・慈恵病院を訪問、内密出産の現状を視察

自民党の「孤独・孤立対策特命委員会」は4月6日、妊婦が病院の担当者のみに身元を明かす「内密出産」の運用を全国で初めて開始した熊本市西区の慈恵病院を訪問し、設備の視察や担当者らとの意見交換を行いました。この動きは、同党が2025年12月に発足させた「『内密出産』について考えるプロジェクトチーム(PT)」の一環として実施され、社会問題として注目される内密出産の法的・制度的な課題を探る目的があります。

プロジェクトチームの主要メンバーが現地を視察

視察には、PT座長の松野博一・元官房長官、特命委委員長の阿部俊子・前文部科学相、特命委顧問の坂本哲志・元農相の3人が参加しました。慈恵病院は2019年に内密出産を導入し、2021年12月以降、延べ69人が利用しており、妊婦らを保護する「エンゼルルーム」や分娩室を見学しました。担当者からは、利用者が抱える複雑な事情や、医療現場での対応の実態について詳細な説明がなされました。

松野座長が法的整理の難しさを指摘、5月頃に論点取りまとめへ

視察後、松野氏は熊本市役所で大西一史市長らと意見を交わし、記者団に対し「内密出産について法的に整理するのは難しい作業です。今回の勉強を踏まえながら、まずは論点を整理したいと考えています」と述べました。PTは、5月頃までに内密出産に関する主要な論点を取りまとめる方針を示しており、今後の政策議論に向けた基礎固めを進めています。この取り組みは、孤独・孤立対策の一環として、妊婦の支援と子どもの権利保護のバランスを探る重要なステップと位置付けられています。

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