児童扶養手当で約2570万円の誤支給、岡山市がシステム改修ミスを認める
岡山市は、一人親世帯などに支給される児童扶養手当において、受給資格のない83人に対して合計2570万9470円を誤って支給したことを明らかにしました。この問題は、2月末に実施されたシステム改修の不具合が原因で発生し、市は現在、関係者への返還を依頼しています。
システム改修のミスで支給差し止めが機能せず
児童扶養手当は、必要な書類が未提出だったり不備があったりする場合、支給が差し止められる仕組みです。しかし、岡山市によれば、今回のシステム改修により、本来は支給を停止すべき83人に対しても、自動的に手当が振り込まれる状態になってしまいました。誤支給額は1人当たり4万2080円から83万2440円と幅広く、合計で約2570万円に上ります。
市の対応と再発防止策
市こども福祉課の担当者は、この事態について「システムに関する理解が不足していた」と認め、電話や文書を通じて83人全員に返還を依頼していると説明しました。さらに、同課は「再発防止に努める」と約束し、今後のシステム管理の強化を誓っています。
この誤支給は、社会保障制度の運用におけるデジタル化のリスクを浮き彫りにする事例となりました。岡山市は、迅速な対応と透明性のある情報公開が求められています。



