福岡・行橋市の男性係長、特定公務員がLINEで市長選投票依頼で懲戒処分
行橋市職員、LINEで選挙投票依頼し懲戒処分 (01.04.2026)

福岡・行橋市の男性係長、特定公務員としてLINEで市長選投票依頼し懲戒処分

福岡県行橋市は3月31日、2026年2月に実施された市長選挙において、公職選挙法違反の疑いがある行為をしたとして、収納課の男性係長(49歳)を戒告の懲戒処分としたことを発表しました。この処分は、同係長が選挙運動が禁止されている「特定公務員」に位置づけられていたにもかかわらず、事前運動に抵触する行為を行ったことが理由です。

告示前にLINEで投票依頼、信用失墜行為と判断

発表によると、男性係長は昨年12月21日、通信アプリ「LINE」を使用して知人1人に、市長選の新人候補への投票を依頼するメッセージを送信しました。この行為は、2月15日の告示前に投票を呼びかける「事前運動」に該当し、公職選挙法で禁止されています。同係長は業務で徴税に関わっており、在職中の選挙運動が制限される特定公務員に該当していました。

市の調査では、男性係長は自身の行為を認めており、行橋市は地方公務員法に基づく信用失墜行為にあたると判断して懲戒処分を決定しました。現在、刑事告発の可能性についても検討が進められています。この事案は、公務員の政治的中立性と倫理規範の重要性を改めて浮き彫りにする結果となりました。

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市長選の背景と処分の影響

行橋市長選は、2期目を目指す現職と新人候補による一騎打ちの選挙戦が展開され、現職が当選を果たしました。今回の処分は、選挙の公正性を確保するための措置として実施され、市民の信頼回復を図る目的も含まれています。地方自治体では、公務員の選挙関連の違反行為に対する厳格な対応が求められており、今後の防止策の強化が期待されます。

この事件は、デジタルツールを利用した選挙運動の新たな課題を示す事例としても注目されています。行橋市は、職員に対する研修や監視体制の見直しを通じて、再発防止に取り組む方針です。公務員の行動規範の徹底が、民主主義の基盤を支える上で不可欠であることが改めて強調されました。

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