昨年11月の茨城県神栖市長選をめぐり、県選挙管理委員会から当選無効の裁決を受けた現市長の木内敏之氏(65)が28日、市内で記者会見を開き、裁決の取り消しを求めて東京高裁に提訴したことを明らかにした。
くじ引き当選も無効票が決定打に
市長選では、木内氏と前市長が同数の得票となり、くじ引きで木内氏が当選した。しかし、県選管は前市長側の申し立てを受け、木内氏の有効票に含まれていた「まんじゅうや」「だんごさん」の2票を無効票と判断。その結果、木内氏の得票が前市長を下回るとして、当選無効の裁決を下していた。
木内氏の主張「2票の有効性を理解してほしい」
木内氏は会見で、2票の有効性に加え、前市長の有効票の中にも無効とすべき票があると訴訟の中で主張する考えを示した。木内氏は「生まれる前からまんじゅう屋のせがれで、経営者の一人としてやってきた。2票の有効性を理解してもらいたい」と述べ、自らの立場を訴えた。
今回の提訴により、今後の高裁での審理が注目される。地元住民からは、早期の決着を望む声が上がっている。



