東根「佐藤錦」初競りで1キロ150万円、過去最高値に並ぶ
山形県東根市の特産品である「東根さくらんぼ」の初競りが11日朝、東京都の豊洲市場で行われ、高級品種「佐藤錦」が1キロ150万円で競り落とされた。この金額は昨年の過去最高値に並ぶ記録となった。
最高額の逸品は元木美沙さんのサクランボ
市ブランド戦略推進課によると、最高額を付けたのは、東根市内で10日に開かれた品評会で最高賞に輝いた、同市中央東に住む元木美沙さん(39)が生産したサクランボ。元木さんは、2年連続の不作が続いたことから、今シーズンは毛ばたきを用いた人工授粉を積極的に実施し、受粉の回数を例年の倍以上に増やしたという。
また、二つの実が一体となる規格外の「双子果」が例年よりも多く発生したが、こまめに摘果を続け、大きくて甘いサクランボに仕上げた。元木さんは「多くの人に山形へサクランボを買いに来てもらい、産地全体が盛り上がってほしい」と期待を語った。
最高値のサクランボは百貨店で販売
最高値が付いたサクランボは、競り落とした仲卸業者を通じて、百貨店の大丸東京店で販売された。「東根さくらんぼ」は、地域の特産品をブランドとして保護する国の地理的表示(GI)保護制度に登録されている。



