国民民主党の榛葉賀津也幹事長は5日の記者会見で、自民党が提出を目指す「国旗損壊罪」創設に関する法案の条文案について、その重要性を認識しつつも、内容次第では賛成に回る可能性があるとの認識を示した。「重要性はわかるし、中身を整理すれば何の問題もない」と述べ、修正が加えられれば支持する余地を残した。
自民案の課題を指摘
榛葉氏は、自民党がまとめた現行の条文案について「あまりにも雑だ」と批判。特に、自身が国旗を損壊する様子を撮影し、SNSなどで配信・投稿した場合も罰則の対象とする規定が問題だと指摘した。「もう少し丁寧に立案したらどうか」と述べ、法案の精度向上を求めた。
代表も批判的な立場
国民民主党の玉木雄一郎代表も2日の記者会見で、同法案について「過度な表現の自由の規制になる」と批判し、「このままでは賛成しかねる」と述べている。党としては、表現の自由との兼ね合いを重視し、慎重な姿勢を崩していない。
法案の概要と論点
自民党の国旗損壊罪案は、公共の場で国旗を損壊する行為を罰することを目的としているが、SNSでの配信も処罰対象に含む点が議論を呼んでいる。与党内からも、表現の自由を過度に制限する懸念が指摘されており、今後の修正協議が注目される。
榛葉幹事長の発言は、国民民主党が与党との協調路線を模索する中で、柔軟な姿勢を示したものとみられる。同党は、高市政権に対して「付かず離れず」の立場を取っており、法案の修正次第では賛成に転じる可能性がある。



