宮崎市の栄町街区公園が大規模な改修を経て、「JMさかえまち公園」として生まれ変わり、13日にプレオープンイベントが開催される。このプロジェクトは、民間資金を活用する「パークPFI制度」を導入し、市と企業の連携によって実現した。園内の施設も一新され、地域の新たな憩いの場として期待が寄せられている。
公園の概要と整備の背景
JR宮崎駅近くに位置する同公園は、約7200平方メートルの敷地を有し、これまで遊具や遊戯室、図書室を備えた児童館が設置されていた。しかし、児童館の老朽化が進行したことから、市が全面的な刷新を決定。2024年7月から事業者を公募し、東京の施設維持管理会社「JM」が選定された。
整備内容と新施設
JMは建築整備費として約1億6500万円を投じ、新たな公園を整備。児童館機能を継承した「栄町みんなのテラス」や収益施設の「ひなたのカフェ」を新設したほか、既存の遊具を塗装し直し、屋外トイレを建て替えるなど、全体的なリニューアルを実施した。
- 栄町みんなのテラス:遊戯室や図書室に加え、雨天時でも利用可能なボルダリングの壁を設置。
- ひなたのカフェ:ホットドッグやピザなどの軽食を提供。
- 両施設とも授乳室を新設し、子育て世代にも配慮。
運営スキーム
市からJMに支払われるみんなのテラスの家賃と、ひなたのカフェの収益の一部が、公園の運営・管理費に充てられる仕組みとなっている。
イベント情報
13日のプレオープンイベントは午前10時から午後3時まで。施設の利用が可能なほか、キッチンカーが出店し、県産マンゴーや宮崎牛などが当たる抽選会も実施される。さらに、27日と28日には同じ時間帯でオープンイベントが予定されている。
関係者のコメント
JMの担当者は「自宅や学校・職場以外の場所として、市民に親しまれる公園になってほしい」と期待を語る。市公園緑地課の担当者は「民間のノウハウを生かし、新たな公園活用策を見つけたい」と意気込みを示した。



