米航空宇宙局(NASA)は26日、月面基地建設に向けた詳細な工程表を公表した。この計画の第一弾として、今年秋にも月面を観察する専用カメラや、宇宙船の位置を正確に把握するための計測装置を月の南極周辺に向けて打ち上げる予定だ。
アイザックマン長官が強調「月への壮大な帰還」
NASAのアイザックマン長官は記者会見で「月への壮大な帰還は間近に迫っている」と述べ、計画への強い意欲を示した。月には水などの資源が存在するとされ、米国と中国の間で探査競争が激化している。
ブルーオリジンの着陸船を採用
今回の打ち上げには、米宇宙企業ブルーオリジンが開発した着陸船「ブルームーン」が採用された。NASAは国際月探査「アルテミス計画」の一環として、2028年に宇宙飛行士による月面着陸を計画している。月面での詳細な観測により、飛行士の着陸時のリスクを軽減する狙いもある。
NASAは今後、段階的に月面基地の建設を進め、長期的な有人探査の基盤を築く方針だ。月面での活動は、将来の火星探査に向けた重要なステップと位置付けられている。



